ブラジルの飛行家、サントス・デュポンから、
当時、懐中時計が主流の中、
飛行機の中で使える新しい腕時計の製作を依頼され、
1904年、「サントス」という腕時計を製作。
「サントス」は、当時としてはきわめて斬新な角形を採用した、
初の男性用腕時計。
円形の懐中時計しかなかった時代にこういうデザインを
考えたルイ・カルティエの創造性、先見性は素晴らしいものであった。
そしてこれをきっかけにカルティエは、腕時計の分野にも
進出し、その後、香水、ライター、レザーグッズなども
製作し、ブランドとして発展していき、
現在では揺るぎない高級ブランドの座についたのです。